Last update:2014/9/18
サラブレッドとは、18世紀にイギリスで競走用に品種改良された軽種の馬のことをいいます。
血統がとても重要で、さらに速い競走馬を作り出すために、父馬と母馬の強くて速い血だけを残し交配され作られています。
サラブレッドとは英語でthorough(選ばれた)bred(血統)という意味からきています。
現在も交配と淘汰が繰り返されており、人間が創り出した最高の芸術品ともいわれています。
そんなサラブレッドは、50キロの重量を背負った状態で、約60〜70キロの速度で走ることができます。
体高は160〜170センチほどあり、体重は450〜500キロぐらいが標準である。
頭は小さくて、四本の足は長く、胸などの筋肉はムキムキに成長しています。どんなに強い格闘技選手でもこの筋肉には勝つこはできないと思いますよ。
しかしその反面サラブレッドはケガをしやすく、とてもおくびょうなので物音や閃光に弱いのです。
サラブレッドの毛の色にはいくつかの種類があり、鹿毛(かげ)、栗毛(くりげ)、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、栃栗毛 (とちくりげ)、芦毛(あしげ)、白毛などがある。
競走馬にも人間の遺伝と似たような法則があり、両親が栗毛だった場合は必ず栗毛の仔馬が産まれ、また仔馬が芦毛なら、その親はどちらか一方が芦毛であるといいます。
サラブレッドの生産時期は、発情期である3月〜6月までであり、牝馬である父馬と母馬に種付けすることから始まります。3月に種付けすれば翌年の2月には産まれてきます。
人為的な方法は認められていないため、すべて自然配合で行っています。
・種付け
父馬と母馬のよりよい血統を配合する。
・誕生
サラブレッドが産声を上げて誕生します。馬の妊娠期間は11ヶ月。
産まれたばかりの仔馬は、母親と同じ厩舎で寝食を共にし、母乳を主な栄養源として成長していきます。
・仔別れ
骨格が固まりつつあるこの時期に、それまで母馬と一緒だった仔馬を離乳のため厩舎に分けます。
急に一人ぼっちになるため、ずっと泣きつづける仔馬もいるそうです。
人間の赤ちゃんと何も変わりませんよね・・・。
・牧場での育成
1歳の夏頃から牧場での訓練があります。
ハミを付けたり、靴をつけたりなど、人を乗せるための訓練が始まります。
ほとんどのサラブレッドは1週間もあれば、これらをマスターするようです。
・初期訓練終了
生まれ持った才能を伸ばすために、さらに訓練をつんでいきます。
また心肺機能や、筋力の強化、また人間ともきちんとコミュニケーションがとれるよう教育もかかせません。
・トレーニングセンターへ 2歳になると馬名も決まり、所属する厩舎で調教師のもと、デビューに向けて本格的な調教を開始します。
こうしてデビューにむけて日々頑張っているのせすね♪♪
・馬名・・・ | 使用できる文字はカタカナのみ。2文字以上、9文字以内。 |
・性別・・・ | 男馬=牡馬(ぼば) 女馬=牝馬(ひんば) |
・年齢・・・ | 馬は人間に例えると1年に4〜5歳年をとる。 2歳馬=8〜10歳 3歳馬=12〜15歳 |
・厩舎・・・ | 馬を入れる建物のこと。 |
Last update:2023/1/4